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団体概要

法人名 特定非営利活動法人日本ガラパゴスの会
(英語名:The Japan Association for Galapagos、略称:JAGA)
設立 2004年7月 
日本国内のガラパゴス研究者らが集まり「ガラパゴス保全支援会議」発足
2005年2月 
「日本ガラパゴスの会」発起人会
2005年10月28日 
「特定非営利活動法人日本ガラパゴスの会」設立登記
登記住所 〒107-0062 
東京都港区南青山2丁目2番15号 ウィン青山1403
連絡先 TEL:070-6429-4770(事務局直通)
または03-6868-3053
FAX:03-6893-3931
会員 会員総数 130 名(うち正会員65名)
※2020年9月現在
設立趣意書 日本ガラパゴスの会・設立趣意書
定款 日本ガラパゴスの会・定款

役員

  • 清水 善和

    理事長

    清水 善和

    略歴など

    駒澤大学総合教育研究部教授。
    1976年より“東洋のガラパゴス”小笠原を主な研究フィールドとして、植物や植生の分布、進化、生態の研究をしながら、小笠原の自然の保護・保全活動にも取り組んできた。1994年の山火事調査で初めて“本家”ガラパゴスを訪れ、1995年には3ヶ月間テント生活をしながら3つの島で3種類のスカレシア林の調査を行った。大洋島の小笠原、ガラパゴス、ハワイなどの事例を比較することで、大洋島における植物の進化や生態の一般性と特殊性(地域性)を探求している。

    正しい知識の普及・啓発を

    近頃、新聞や雑誌で「ガラパゴス化」という言葉を頻繁に目にするようになった。世界の流れと違う独自の基準を作って孤立化することをいうそうだが、独自の進化の果てに独特の生態系を作り上げた我らがガラパゴスを否定的な例えに用いていて気持ちがよくない。そもそもダーウィンが明らかにした生物進化という事実やそのメカニズムを説明する進化論には、一般社会にさまざまな誤解(進化=進歩である、突然変異=進化である、進化論は弱肉強食の理論であるなど)があり、なかなか解消されない。JAGAの一員として正しい知識の普及・啓発に努めたい。

  • 真板 昭夫

    副理事長

    真板 昭夫

    略歴など

    1973年東京農業大学卒(東京大学農学博士)。財)自然環境研究センターにてワイルドライフマネージメント研究に従事。
    現在、嵯峨美術大学名誉教授、北海道大学客員教授。
    小笠原、西表島、フィジー 、など国内外を起点にエコツーリズムの研究に従事。
    ダーウィン研究所客員研究員やJICA専門家として参加し、エコツーリズムの研究を進める。
    著書に『エコツーリズムを学ぶ人のために 』(世界思想社)他。

    コーヒー栽培農民も巻き込んだ持続的自然環境活動”に御支援ください!

    ガラパゴス諸島はエコツーリズムの仕組みを用いて維持管理しつづけている世界の代表的な実践の場です。今、この自然環境を未来に向けてより確実に維持していく為、地域住民にも参加を促す新たな取り組みが始まっています。それはコーヒー生産に関わる農民の活動を多様な自然環境の持続化へつなげていくという、「多国間連携による環境保全型経済循環モデル」とも呼べる仕組み作りへの取り組みです。まだ試行錯誤の段階ですが、住民主体で、進化の故郷を守っていく仕組み作りの活動を推進して行きますので、よろしくご支援ください。

  • 奥野 玉紀

    理事・事務局担当

    奥野 玉紀

    略歴など

    1992年、エクアドル(本土)留学、ガラパゴスを初めて訪れる。
    帰国後大学で生物学を専攻し、長期休みを利用してガラパゴスにガイドの研修を受けに通う。その後、外国人ガイドが規制されたことから、生物系研究機関での研究、欧州居住などを経て、2005年ガラパゴスに関わる研究者らとJAGAを起ち上げ、以来事務局を担当する。
    現地との連絡、プロジェクトの立ち上げ、番組や書籍の監修、講演、日本でのファンドレイジングなど、運営全般を担う。
    チャールズ・ダーウィン財団国際ボランティアスタッフ。

    次世代に残したい

    近寄っても動かないイグアナ、目の前を通り過ぎるカメ、頭にとまる鳥、ペンギンやアシカと一緒に泳ぐ自分。初めて訪れたガラパゴスは、ワクワクして、笑いが止まらない、という感じだったのを覚えています。帰国後、伊藤秀三先生の著書「ガラパゴス諸島」を読み更に感銘を受け、「ここはなくしてはいけない場所だ」との思いを強くし、伊藤先生らと共に起ちあげたのがJAGAでした。
    ガラパゴスは知れば知るほど面白く、行けば行くほどまた行きたくなる魅惑の地で、手付かずの地球の姿を見られる数少ない場所です。最近では、生態系だけでなく、持続可能性を追求するガラパゴスの「社会」の動きにも注目しています。
    ぜひ一緒にガラパゴスに行きませんか?

  • 海津 ゆりえ

    理事

    海津 ゆりえ

    略歴など

    文教大学国際学部国際観光学科教授、農学博士。専門はエコツーリズム、サステナブル・ツーリズム。西表島、小笠原、奄美群島、フィジー、ガラパゴス諸島等国内外でエコツーリズム調査、開発支援等に携わる。
    1999年~PECCエコツーリズム委員(伊藤会長が委員長)として毎年社会調査に訪れる(-2004年)。
    1999-2000年 ダーウィン研究所客員研究員、2006年にはJICA専門家として現地女性グループ支援プロジェクトを担当。著書に『日本エコツアー・ガイドブック 』(岩波書店)、『エコツーリズムを学ぶ人のために』(世界思想社)他。

    “保全運動の輪”を広げよう

    世界自然遺産第1号であるガラパゴス諸島には、進化の実験場として世界から厳しい眼差しが常に注がれてきました。計画と実践を繰り返しながらサステナブルな地域づくりを模索し続けてきたガラパゴス諸島は、世界に誇れるエコツーリズムの先進地と言えるでしょう。しかしそれは不断の努力と活動がなければ維持できないものです。ガラパゴスのことを知って繋がってもらい、大切に思い、守ろうとする人々を増やすための運動が急務でしょう。JAGAにはその運動の牽引役としての役割があります。地球が生んだ宝物、ガラパゴス諸島を守ることは、人類がヒト以外の生き物とともに社会生態系を築くことにつながるのです。

  • 可知 直毅

    理事

    可知 直毅

    略歴など

    東京都立大学特任教授。日本島嶼学会会長(2019年10月〜)、小笠原世界自然遺産地科学委員会委員長(2020年度〜)。
    1995年より小笠原をフィールドとして、島嶼の自然の価値と保全について研究している。
    共著書に「植物生態学(2004, 朝倉書店)」、「世界遺産の自然の恵み(2013, 文一総合出版)」など。

    島嶼研究を通じて

    2019年10月に理事に就任しました。学生だったころ、在籍する大学は違いましたが、JAGA初代会長の伊藤秀三先生やNPO法人JAGAの初代理事長の小野幹雄先生に、植物生態学や植物系統分類学についてご指導いただきました。その時にはガラパゴスにかかわるとは想像もしませんでした。1995年に環境省の国立環境研究所から東京都立大学に移り、日本の代表的な海洋島である小笠原をフィールドにして研究を始めました。そのころから海洋島における生物進化の世界的な見本であるガラパゴス諸島に関心をもつようになりましたが、残念ながらこれまで現地を訪れた経験がありません。カラパゴスの会の会員のみなさんとともに、是非とも訪問の夢を実現したいと思います。どうぞよろしくお願いします。

  • 倉田 薫子

    理事

    倉田 薫子

    略歴など

    横浜国立大学教育学部准教授。博士(人間・環境学)。専門は植物系統分類学、植物地理学。チャールズ・ダーウィン研究所客員研究員として、1年間ガラパゴス諸島に滞在した(2010年~2011年)。
    主なフィールドは、ボルネオ、ニューカレドニア、ガラパゴス。近年は国内の絶滅危惧種の保全を目的とした集団遺伝学的な研究に力を入れている。

    ガラパゴス滞在中の記録

    “進化の実験室”のこれから

    独特の環境によって、長い時間かけて創り出された独特の生物たち。世界自然遺産第1号としても知られ、一般には原生の自然あふれるイメージが先行しています。
    しかし、今、ガラパゴスにも同じように環境変動の危機が迫っています。
    二度と同じ進化は起こらない「奇跡の島」を、私たちはどのように維持していけるのでしょうか。
    有名なゾウガメやイグアナもいいけれど、一度芽を出したらその場から逃れられない植物たちの華麗なる進化にもぜひ、目を向けていただければと思います。

  • 櫻 博子

    理事

    櫻 博子

    略歴など

    2008年、環境省地球温暖化対策地域協議会登録団体を立ち上げる。2020年~埼玉県環境アドバイザー
    2007年~JAGAボランティアスタッフ
    2011年~JAGA理事

    グローバルな草の根運動を

    独2007年、娘の大学入学を機にどこに行きたいかと聞くと「ガラパゴス」と即答だった。
    色々な国を訪問したが、ここは初めての地・自然も人も魅力ある島でした。
    この環境を守っていくには、行かないとわからないこと、行ってみて知ったことを人に伝えること、それが環境保全につながる。今後も、ガラパゴス環境保全のための草の根活動をしていきたいと思っています。

  • 里見 嘉英
    理事
    里見 嘉英

    略歴など

    大学で生物学を専攻(理学修士)し、製薬会社に就職。就職後に博士(獣医学)号取得。
    2006年、JAGA主催の第1回ガラパゴス体験学習ツアー参加以降、ボランティアスタッフとなる。
    2017年-2019年、JAGA監事
    2019年~JAGA理事

    “共感”を基にした学際的国際協働の醍醐味

    ガラパゴスは進化論着想の島として広く知られていますが、諸島の誕生から現在に至るまでの地誌学、人間が上陸し居住するようになって以降の社会問題、そして、その課題解決のための研究や国際協力など興味は尽きません。
    限られた時間ではありますが、JAGAの「できる範囲でベスト」をモットーに取り組みます。

  • 西原 弘

    理事

    西原 弘

    略歴など

    有限会社サステイナブル・デザイン代表取締役
    1999-2004年、ガラパゴス諸島エコツーリズム調査(1999-2000年チャールズ・ダーウィン研究所客員研究員)
    2005年〜JAGA理事(-2010年事務局長)
    2003-2006年、立教大学観光学部兼任講師(環境社会学)
    2016年、「日本ガラパゴス50年史」(JAGA伊藤会長(当時)と共同編纂)
    2018-2019年、関東学院大学建築・環境学部非常勤講師(環境マネジメント)
    2020年〜青山学院大学SDGs人材開発パートナーシップ研究所客員研究員

    ガラパゴスは持続可能な社会の試金石

    1999年、初めて訪れたガラパゴスは衝撃的でした。もっとも原始の自然が、そのままに保たれていること。動物が人を恐れないこと。このような場所は、地球上を探しても他にはない、ここが守れなければ、地球上の他のどこにおいても「人と自然の共生」など不可能、と思いました。
    ガラパゴスは「進化の実験室」といわれてきましたが、21世紀においては「持続可能性の実験室」です。ガラパゴス社会のサステイナブル・デザインが、人類社会のサステイナブル・デザインのモデルになる。これこそが「真のガラパゴス化」と信じ、現地で保全活動にかかわる組織・人々を、微力ながら応援しています。

  • 枝松 克巳

    監事

    枝松 克巳

    略歴など

    株式会社メッツ研究所代表。専門分野は地域計画、とくに自然地域や離島における持続的開発手法の研究。屋久島、奄美群島、瀬戸内海の島々などで自然環境や景観の保全と地域活性化支援の仕事に取り組んできました。広島県生まれ。伊藤先生とは広島・長崎でのご縁もあり、JAGAとは発足時から関わっています。

    ガラパゴスとの“縁”を通じて

    1999年に伊藤秀三先生や現在のJAGAの理事の方々につき従ってガラパゴスを訪問したのが始まり。エコツーリズム、世界自然遺産の管理と地域社会の役割など、ガラパゴスでの取組からは多くを学びました。当地のかけがえのない自然の姿に思いを馳せつつ、今後ともJAGAの運営に貢献していければと思います。

  • 波形 克則

    監事

    波形 克則

    略歴など

    ガラパゴスを始めとする中南米の旅行手配を専門的に扱う株式会社アートツアーの代表取締役。
    共著書はソフトバンク クリエイティブ発行「ガラパゴスのふしぎ」、監修書はダイヤモンド・ビッグ社発行「ガラパゴス諸島完全ガイド」がある。

    ガラパゴス諸島は“ライフワーク”の場

    ガラパゴス諸島が世界自然遺産に登録された1978年の年末に、初めて私はガラパゴスを訪れて新年を迎えました。まだ日本語の資料が乏しく、ガイドブックは皆無に等しい環境の中で英語の文献から資料を作成して出かけた経験が、その後ガラパゴスの魅力に取りつかれてガラパゴス旅行の手配を専門的に扱う仕事に携わる導きとなりました。
    ガラパゴス旅行を普及するために多年にわたり現地に足を運び続け、一人でも多くの人にガラパゴスを知って貰いたいとの思いで発信し続けてきた観光資料は今あるガイドブックの情報源となっています。ガラパゴス渡航歴はこれまでにほぼ50回に及び、目をつぶってもガラパゴスを案内できるほど現地に精通している自称ミスターガラパゴスです。