今年もカレンダーの季節がやってきました!先月行われた「ガラパゴス写真コンテスト2021」の優秀作品を発表します。
最優秀作品は、ガラパゴス在住の学生さんが撮影した「ベニタイランチョウ」です!
ガラパゴス写真コンテスト応募作品で制作される「ガラパゴスカレンダー2022」の予約を下記にて開始しました。売上の利益部分がJAGAを通じて、ガラパゴスの保全にあてられる仕組みですので、ぜひお買い上げください!
一般(非会員)向けサイト <1部1500円(税・送料込)>
https://galapagos.thebase.in/items/53966242
会員(サポーター・支援者含む)向けサイト <1部1200円(税・送料込)>
https://galapagos.thebase.in/items/2384934
(※会員には、例年通りカレンダー(1部)を無料進呈することを予定しております。)
初回発送は来月下旬〜12月初旬を予定しています。
A4サイズの壁掛けタイプ(見開きA3)、書き込みができます。
最初の見開きページには「ガラパゴス諸島の基礎情報」として、地図や旅の仕方、旅行のルール、保全年表なども掲載しています。
各月のページには、そのページの写真の生物と説明が載っています。
カレンダー写真(全13枚)は、2021年夏に開催した「ガラパゴス写真コンテスト」で優秀賞に選ばれた作品で、撮影者の方から無償でご提供いただきました。
ガラパゴス諸島は、人の手の入っていない原生の自然がまだ95%残っていると言われる場所で、様々な進化現象や野生生物の世界を目の前で観察することができる、世界でも稀に見る場所です。1978年には、最初の世界自然遺産に登録されています。
この稀有な自然を守り、後世に伝えるために、現地ではエクアドル政府、自治体はじめ、民間NGOや研究機関などによる懸命な保全活動が続けられてきました。発展途上国での活動ということもあり、世界中から支援が寄せられていますが、広大な群島の保全は容易ではありません。
私たちJAGAは、民間保全機関としてガラパゴスで最初に活動を始めた「チャールズ・ダーウィン財団(CDF)」の活動を、この16年間、支援してきました。(JAGAの初代会長が、同研究所の落成式に参列したところから始まっているご縁です。)
最近では、CDFだけではなく、ガラパゴスの社会で活動する市民団体の支援も行っています。
2020〜2021年、これまで自然に配慮した観光によって島の経済の約8割を回していたガラパゴスに、コロナの波が押し寄せました。世界中から訪れていた観光客が一時いなくなり、食料を買う余裕がなくなった島民も出ました。コロナによる感染者数・死者数は大陸に比べると少なく、ワクチンも政府が優先的にガラパゴスに供給したことから、2021年夏からは、観光客を積極的に受け入れ始め、少しずつではありますが、経済も回り始めました。
ロックダウンによる行動制限や、予算の削減により、例年より停滞していた保全活動も、今後持ち直して活発に行われていきます。この機会にぜひ、このカレンダーを購入して、ガラパゴスの自然を守る活動を、一緒に応援しませんか?
このカレンダーは毎年、夏に写真コンテストを開催して、選出された作品を使い制作しています。このコンテストには、現地の若い世代に向けた環境教育の一環として行われているガラパゴスの「若者写真クラブ」からも応募してくれ、今年はその中から表紙を含む7点の作品が選ばれました。
ガラパゴスには、島に永住・就業できるのは島民だけという法律があり、貴重な自然を守り、持続可能な社会を作っていくのも島民にかかっており、子どもたちへの質の高い環境教育はそのために必要不可欠です。
カレンダーの売上の一部は、ガラパゴスの次世代育成事業に活用させていただきます。
皆さまからの応援を、心からお待ちしています!
JAGAのFacebookページでも、カレンダーに採用された写真を紹介しています。ぜひ「いいね!」をクリックして、様々な情報を受け取ってください♪