現地時間1月7日午前0時頃(日本時間1月7日午後15:00頃)、突如ガラパゴス諸島イサベラ島のウォルフ火山が噴火しました。
噴火した時、ウォルフ火山の火口付近で米国ガラパゴス・コンサーバンシーとガラパゴス国立公園レンジャーの合同チームがピンクイグアナの調査・保護のため野営していました。
幸いにも野営地は噴火の影響がない安全な場所に設置されており、その場にいた人たちに被害はなく、その後、チームメンバーは「オクトパス号」という船舶から発進したヘリコプターで救助され、無事に非難したとのことです。
調査チームの安否を心配していましたが、被害なく救助されたことを知り安心しました。
また現時点では、ピンクイグアナの生息地は火山活動の影響を受けておらず、この種を保護するための追加措置は必要ないと科学者は考えているとのことです。しかしながら実際には、ウォルフ火山へ再訪し、噴火の影響を十分に評価できるようになるまで確認することができません。
2022年1月8日のGalápagos ConservancyのFacebook投稿記事より
https://www.facebook.com/GalapagosConservancy/posts/286591406836649
写真:ウィルソン・カブレラ、Dr.ホルヘ・キャリオン(ガラパゴス国立公園管理局)