今回の調査の結果、アルセド火山周辺のゾウガメ生息数は推定12,000〜15,000で、ガラパゴスの中で最も健全であると考えられました。
かつて人が持ち込んだヤギが野生化し、10万頭にまで増殖したことによる生態系の悪化や餌不足により、1974年のゾウガメ推定生息数は402頭にまで大きく減少しましたが、ヤギの排除以降、期待通りの見事な復活を示しています。
しかし、山頂付近に住みついた外来種のネズミや野ネコが生息しており、継続的なモニタリングが重要であることは現在も変わりがありません。
GCの科学者とGNPDレンジャーは、重い荷物を背負って、毎日18~20 km歩きながらの調査を行いました。この動画では、厳しいながらも実りの多い探検の様子を紹介しています。